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2008年07月 アーカイブ

2008年07月01日

ミラノは雨

火曜日のミラノは雨です。しとしとという感じです。今週は数日最高気温が30℃を下回る予報なので、暑さもちょっと一休みなのだと思います。雨も休んでくれると、もっとありがたいけれど、全く降らないよりはたまに降った方が(水不足とかの心配がいらないので)気は楽かもしれません。

そういえば、日本人の観光客(複数)がフィレンツェの世界遺産「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」に落書きをしたニュースがイタリアでもちょっと話題になっています。というのも、イタリアでは街中落書きがあふれているのが現状で、落書きそのものは(一応法律で禁止されているけれど)慣れていますが、重要な史跡、遺産等には敬意を払うように注意を促しています。近年は街中の落書きでも、現行犯で捕まれば(確か)1500ユーロ程度の罰金が課せられるようになっているみたいです。それでもイタリアでは「落書きは完全には取り締まれないもの」とあきらめている雰囲気があります。ここで言う落書きはスプレーで大掛かりに描かれた物で、ペンで名前を書く程度のものは、むしろかわいい範疇に入るという感覚です。
さて、どういう感じで日本人観光客の落書きがニュースになっているのかといえば、日本のワイドショー等での報道の映像が流れ、「日本では落書きをした野球部の監督はクビになったらしい」とか、自分達の所ではあきらめていた感じの行為に、過剰反応している国もあるといった捉え方での報道になっています。「まあ、あまりススメられた行為ではないけれど、クビにするほどのことでもないだろうに」といった感じかな。これで「新幹線車体に落書きが見付かり運休」なんてニュースがイタリアにも伝わると、これまた別の意味でニュースになりそうです。だって、落書き車両を運休していたら、南イタリアの鉄道なんか走らす列車がなくなっちゃうんじゃないのかと思いますよ。


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ミラノは快晴

気が付けば、ミラノは雲ひとつない快晴です。こういう天気だと、海に行きたいと思います。


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昼食にブレザオラを食べました


スペインは44年ぶりのヨーロッパ杯王者になり、凱旋帰国したチームのパレードでマドリッドは大変な騒ぎだったようです。イタリアではW杯を優勝して間がないため、近所の国の大喜びを温かい目で見ている感じです。しかし、ヨーロッパ杯に話を限れば、実はイタリア代表も40年間優勝から遠ざかっているんですね。次の(4年後の)大会では今回のスペイン代表と同じ状況での参加になるわけです。あんまり余裕を持っている場合ではないかも?

優勝したスペイン代表にはイタリアのセーリエAでプレーしている選手は1人もいないのですが、この夏にユベントスがシャビ・アロンソを獲得すると噂になっています。


水曜日のミラノは曇りがちな晴れという予報だけれど、宵の内にまた雨が降るかもしれないそうです。夜の間に降るものは降って、日中は晴れているというのは、ある意味理想的な天気だと思います。何しろ「傘がない」と嘆く心配がないからね。


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2008年07月02日

静かな7月


7月になりましたが、ミラノは曇りがちな天気で、今週中は最高気温も30℃以上には上がらないようです。おいらの仕事場は古い建物なので、(レンガの)壁の厚みがかなりあったりする効果もあり、最高気温が高い日でも中は案外過ごし易いです。それでも熱過ぎないに越したことはないので、仕事的にはいい感じの陽気ではあります。

来週には友人宅へお呼ばれの予定が入りました。その前後で出張の予定も入りそうです。イタリアは基本的に8月が丸々夏休みになるので、仕事は今月中に出来るだけキリを付けておきたいと思います。ちょっと忙しい7月になりそうな雰囲気。

7月になったので、(ミラノ・ノルド線の)定期券を買い換えようかと思ったら、今のパスではもう定期券が買えないので、新しいパスを申請するように言われました。でも、今まで使っていたパスは有効期限が2010年までとなっているのに、おかしな話です。カドルナ駅の自動改札化に伴うシステム変更なんだけれど、こういうことの対応はイタリア人の苦手とするところなんですね。鉄道とかに限らず、新しいシステムがいくら画期的でも、それを管理する人たちの能力が伴わないならシステムが機能しないことに気付かないんですね。アリタリアの問題なんかも、こういうイタリアの悪い部分の集大成なんだけれど、素晴らしいところもたくさん持ち合わせているイタリアだけに、ちょっと残念な話ではあります。おいらは、規律や統制機能の部分には、近所のスイス人を採用すればいいんじゃないのかと思っています。冗談はさておき、新しいパスを申請をしてこなくっちゃ。


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パニーノ


水曜日のお昼は仕事場近くの「Panino Giusto」というお店でパニーノを食べました。おいらの知っているBARでは、Corso Magentaにある「DE SANTIS」というお店のパニーノが一番おいしいと思うけれど、この「Panino Giusto」もかなりおいしいです。日本にも支店があるそうなので、興味がある人はどうぞ。それで、「たかがパニーノされどパニーノ」なイタリアのサンドウィッチ、パニーノですが、これが最近ちょっとしたブームで、有名なシェフがレシピを披露したりして、若者の間ではイケてる選択になっています。駅のBAR等で売っている、サラミならサラミだけ挟んだ(いかにも空腹を満たすだけの)パニーノではなく、パンは小さめでも、生身のハム類、ソース、パテ類をちょっと凝った路線のパニーノが人気です。「Panino Giusto」は、まさに「ちょい高級」な路線のお店なので、味的には満足度が高いです。食後のカフェに小さなジェラートが付いてくるのも「ちょい高級」ならでは。でも、おかげでカフェは1ユーロ50セントもするので、どちらかといえばジェラートなしで90セントのカフェの方がうれしかったりもします。
食後のカフェに小さなジェラートを付けてくれるお店では、例えばCorso Magentaの「コロニアル・カフェ」なんかがそうだけれど、80セントでジェラートはサービスという方が良心的というかうれしいですね。そんなわけで、おいらは「Panino Giusto」よりも「コロニアル・カフェ」を利用することの方が多いです。ここも自分の好きな組み合わせでパニーノがオーダーできるので、満足度は高いです。ただ、「コロニアル・カフェ」ではグラスでワインを頼まない方がいいようです。ヴィーノだけはレストラン並みの価格設定になっているからね。


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2008年07月03日

移籍市場


木曜日のミラノは曇りだそうです。雨は降らないけれど、熱くもなり過ぎない日々がしばらく続くもよう。

イタリアのスポーツ系番組は、主に話題がカルチョなので、シーズンオフの今時は話題がなくて困るんじゃないのかと思う人もいるかもしれないけれど、この時期はこの時期で移籍市場の動向がいろいろと話題に上り、結局毎晩番組は続いています。日本の人から見ると、存在価値すらよく理解できないような移籍市場動向の番組も、見ているとそれはそれでなかなかに面白いと思うようになるから不思議です。要は、自分の応援すべきチームの来期の戦力を判断する上で、希望がどの程度持てそうなのかを知るのも「カルチョ観戦」の重要な要素になるのです。このくらい文化としてカルチョが根付いている国があったりするんだから、日本代表がW杯で簡単に勝ち進めないのも仕方がないですね。まずは日本でも移籍市場動向の番組を毎晩3時間ほど流すところから始めてみてはどうだろう?

インテルに移籍するかもしれない選手は、ランパード、クワレーズマ、フェラーリ、マンシーニ。


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2008年07月04日

ロナルド・レーガン


半年ほど働いてくれていた仕事場の若者がいたのですが、今日が出勤最後の日ということになり、ちょっとしたお別れ会のような感じで昼間からヴィーノ(イタリア・ワイン)を飲んでいます。おかげでちょっといい気分です。現在夏休み明けから仕事場の手伝いをしてくれる新しい若者を探しているところなので、ここ数日面接とかしています。今日が最後の若者は、ミラニスタだったため連日からかっていました。インテリスタがミラニスタをからかうことが出来るなんて、時代も変わったものだと思います。

ミラノは快晴なのですが、それでいて気温も高くなりすぎない感じでいたって過ごしやすいです。夏っぽくて暑すぎないなんて、ちょっと贅沢な感じです。

話は飛びますが、日本ではポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナルドのことを「ロナウド」と表記する傾向にあるようです。ブラジルのロナルドを現地(ポルトガル語)発音が日本人にはロナウドと聞こえることがあるため、「ロナウド」と表記していたときにも書いたことがあるけれど。ロナルドはロナルドでロナウドではないのです。だって、クリスティアーノ・ロナルドは、父親が息子の名前を決めるときに、当時のアメリカ大統領、ロナルド・レーガンのような人物になってほしいという思いを込めて「ロナルド」と命名した逸話があるくらいなんだから、やっぱり「ロナルド」なんだと思います。前にも書いたけれど、マクドナルドのことを「マクドナウド」なんて知ったかぶりする人はいないと思います。なのて、クリスティアーノ・ロナルドはロナルドでありロナウドではないと念を押しておきたいと思います。おいらは「ロナウド」と呼ぶ日本のサッカー界のマスコミ関係の人は信用しません。よっぽどおいらの方が理解が深いと思うからね。日本でも、トロだってなんだって「MAGURO」といってはばからない人が寿司の専門家のような顔をしていても、誰も信用しないでしょ、やっぱり。

余談ですが、本家ブラジルの「ロナルド」は、お腹が出過ぎて、妊娠説までささやかれています。


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2008年07月05日

ユベントス

ミラノは快晴、素晴らしいね。


ユベントスがキャンプインしました。チャンピオンズのグループ戦第1ステージがあるので、他のチームよりも早めの始動となりました。目標は「優勝」だそうで、インテルには強力なライバルの復帰となります。昨シーズンはセーリエAに復帰したばかりだったので、戦力の立て直しはまだ完全ではなかったけれど、今期は監督、主力選手がそのままで、補強に若い有力な選手を複数獲得しているため、なかなかに手強そうです。

今週末はF1のイギリスGPがあります。カルチョがないこの時期にF1のレースは(スポーツ観戦好きのパパにとって)ありがたいものです。これでキミーのフェラーリが勝てば更にありがたいのだけれど、そこまでうまく話が運ぶかどうかは分かりません。レッドブルのクルサードが今期限りで引退すると発表したそうで、多分、佐藤琢磨さんの耳がぴくんと動いたんじゃないのかと思います。空席待ちをしている佐藤さんも、来期のポジションが得られるかどうかは「?」なので、うまく行かない場合はアメリカ移籍とか考えるんでしょうかね?若手はいくらでもいるので、なかなかに難しいことだけは確かなようです。あと、ホンダが来期に女性ドライバーのダニカを使うかもしれないという噂があるけれど、実際、今期みたいにバットンとルーベンスで常にポイント圏外のレースをするくらいなら、ダニカと契約した方が少なくとも話題性は高いですね。でも、今期から元フェラーリのブラウン氏を技術監督に採用しているくらいだから、成績面でも上位に食い込みたいという願望も強いはずです。最近ちょっと調子がいいトヨタを見て、悔しい思いをしていると思われます。ホンダの首脳陣。


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初のポールポジション


F1のイギリス・グランプリでコヴァライネンが自身初のポールポジションを獲得、2番手にはなんとウェバーが入りました。3番手にキミー、4番手にハミルトンという順でスタートになります。前の2台は搭載している燃料が少なめなんじゃないのかという専門家の予想が多数派のようで、実質はキミー対ハミルトンの優勝争いになると思われます。ただ、天気が今ひとつなので、雨が降る確立もかなり高いようです。雨が降るレースはどうしても事故やトラブルが起きやすく、せっかくリードしてもセーフティー・カーが入って後続に追いつかれたりと、レースに運、不運の影響が大きくなりがちなため、できれば(フェラーリは性能的には安定しているので)雨が降らないように願っていますが、こればかりは制御できないので文字通り運を天に任せるしかなさそうです。

ちょっと話がそれますが、F1を引退して、余生をバイクのレースに出て楽しんでいるシューミーに、カルチョのチームからオファーがあるそうです。カルチョ好きで有名なシューミーは、F1ドライバー・チーム対歌手チームとかの試合があると、必ず出場してゴールをするので、それなりに面白い発想ではあるけれど、いまさら毎日チームの練習に参加する必要があるような生活をする可能性はないと思われます。

また話はそれますが、月曜日はショーペロ(スト)で公共交通機関は使えないらしいです。おかしいのは、公共交通機関が使えないので、仕方なく車で通勤する人たちへの対応として、ミラノの中心街への乗り入れに関わるエコパスは1日ただになるのだとか。しかし、公共交通機関で動くおいらなんかにはなかなかに厳しい状況です。何とか朝と夕方の一部時間帯だけ利用できるといいのだけれど。いつもはそうなんだけれどね。(今回のショーペロでも朝8時45分までと、夕方4時から6時までの間は動くという情報なんですが、これは当日までどの線が動くのかよく分からないというのが実態です)


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2008年07月07日

家のADSLがつながりません


ミラノ(イタリア)の夏休み用の映画で、一番熱いものを1本選ぶとしたら、やっぱり「KEN」なんじゃないのかと思います。(笑)イタリアではカルト的に人気があるアニメだけれど、これは今の子供より、15年くらい前に子供だった人の方が見たいんじゃないのかと思います。でも、彼女を誘って見に行くような映画でもないので、見たいけれど映画館に行くチャンスがない人も出てくるでしょうね。(小さい)子連れで見に行くというのも、なんだか抵抗があるないようだと思うので、実際にターゲットになるべき年代の人には映画館へ足を運ぶのが難しそうです。


さて、我が家の庭もすっかり夏らしくなってきました。もう2週間もすれば、イチジクの収穫も始まると思います。今年の夏は、パパも8月に3週間ほど「日本観光」予定なので、その期間に熟れるイチジクは収穫できませんが。そうそう、今年の我が家の家庭菜園に新人の「しそ」の葉っぱがいて、紫と緑(青じそ)の2種類栽培しています。これをそうめんの薬味に入れると絶品で、ちょっとヤミツキになる感じですね。


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ADSL復帰


我が家の庭のイチジクがすくすく育っています。何事も順調にことが運ぶというのはいいことだと思います。なので、雨が降ったおかげで優勝争そいをするどころか4位に終わってしまったキミーのフェラーリなんかは、ことが順調に運ばないで歯がゆい思いをしていることと思われます。逆にことが乱れて運んだために、表彰台に上がることになったホンダのルーベンス・バリケッロみたいな人もいるので、それはそれでよかったのだと思います。ところで、今回日本のネット系新聞のニュースをチェックしたら、バリケッロのことをバリケロと表記してありました。彼が以前フェラーリに在籍していた頃は、バリチェロと表記されていたので、時代も変わったものだと感慨にふけりました。近いうちにクリスティアーノ・ロナルドも「ロナウド」から「ロナルド」に改名されるんじゃないのかとドキドキしています。


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2008年07月08日

火曜日


イタリアのベルルスコーニ首相が東京に着いたときのイタリアのTVニュースには、小泉元首相と握手する映像が繰り返し流されていました。もしかして(イタリアの報道関係の人達は)彼が今でも日本の首相だと思っているんじゃないのかとヒヤッとしました。どうも福田首相が先に北海道入りしていたため小泉元首相の出迎えがあったらしいです。

ベルルスコーニ首相が留守の間に、イタリアでは大掛かりな「反ベルルスコーニ集会」が開かれたりして、選挙での大勝を背景にしばらく安定すると見られていたイタリアの政治もなかなかに不安定な状況です。ミランの会長でもあるベルルスコーニ首相の元には、近年大型補強がないことにしびれを切らしたミランのファンから弾丸入りの手紙が届いたりもするそうです。今年はロナルディーニョを獲得するみたいだけれど。

ここ数日イタリアで一番のニュースになっていたスペイン旅行中に行方不明になっていた(イタリア人の)女の子が現場近くで遺体として発見されたそうです。楽しいはずのバカンスでこういう悲劇が起きてしまうと、家族はやり切れないと思います。一緒に行っていた友達は、(警察に通報してから)無事一足先に帰国しているのですが、女の子といっても既に成人しているので、自己責任ということなんでしょうね。ちょっとした気の緩みというか、羽目を外し過ぎた結果なのかもしれませんが、21、2歳の頃にはなかなか全てをコントロールするのは難しいと思います。ちょうどおいらが始めてNYへ海外旅行したのと同じ年頃なので、いろいろと考えさせられます。


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2008年07月09日

ヴィーノはインフェルノ


火曜日の夜は友人宅で夕飯をご馳走になりました。最近はここのパパ友と会う機会が多くなっています。ちょこっとだけ仕事をはさんでいるけれど、この人との会話はインテルネタが中心です。カルチョの話が出来る人というのは、1週間ぶりに会おうと3年ぶりに会おうと、いつでもすぐに波長が合わせられるというメリットがあります。カルチョのこういう側面はイタリア社会の潤滑油として多大なる効果を果たしているんじゃないのかと思います。それはそうと、皿うどんが食べたいと思っています。


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サルディ


先週末から始まったイタリアのサルディ(バーゲン・セール)なんですが、Leggoという新聞の記事によると、パドヴァのお店でサルディ期間の値下げを装い、実は全然割引していない表品を売っていたのがバレてしまい、詐欺容疑で警察に指導されたそうです。問題のショーウィンドウなんですが、上のサルディ前の写真と下のサルディ期間の写真を比べるとどういうごまかしをしていたのか一目瞭然です。

しかし、せめて商品の並び替えとかしておけば、ここまで露骨にバレなかったんじゃないのかと思いますが、こういうことをする人は世の中をなめているので、値札だけ入れ替えてすましていたそうです。かなりタフな心臓の持ち主でなければ、なかなかこうはいきませんね。


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2008年07月10日

FIATBMW


イタリアのFIAT社とドイツのBMW社が業務提携することで合意に達したそうです。具体的内容は、FIATグループ内のアルファロメオとBMWグループ内ブランドのminiの将来的な(一部車種)プラットフォーム共有、アルファロメオの北米販売再開に向けての協力、連帯等があるそうです。品質的にはアルファロメオとminiが同レベルだというイメージが市場に出来れば、どちらかというとFIAT社にお得な業務提携になるんじゃないのかと思いますが、どうでしょう。

FIAT社は、500(チンクエチェント)のスポーツ仕様車、500ABARTHの販売を発表したばかりです。これは昔からの500マニアには気になるバージョンのようですが、昔を知らない若い世代にも十分アピールできるような性能に仕上がっているそうです。最高時速は205km/hということです。個人的にはあまりかわいいとは思わないけれど、プントのABARTHバージョンよりは説得力がありますね。


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マンシーニのインテル移籍が正式発表


ローマからインテルへマンシーニ(Mancini)の移籍が正式に発表になりました。昨シーズンまでインテルの監督だったマンチーニ(Mancini)と同姓なのですが、マンシーニはブラジル人なのでブラジル風発音になります。モラッティ会長が、マンチーニ監督をクビにしちゃったけれど、後で後悔したため、もう1人Manciniを呼んだという見方も出来ます。(冗談です)

インテルはチェルシーからランパードを獲得したいのだけれど、チェルシーが放出しない方針らしいので、話がややこしくなっています。ランパードがチェルシーの新監督に就任したスコラーリ氏と直接話をして、スコラーリ氏はランパードのインテル移籍志望に理解を示し、「デコが(バルサから)獲得できればインテル行きを容認するよ」と口約束していたらしいのだけれど、新監督の就任記者会見で同氏が「ランパードはチェルシーに残留を希望しているので、まだ数年は留まることになると思う」と、突然意に反したコメントをしました。これにランパードは激怒して、「うそつきだ!こんな人と仕事はできない」と真っ向からぶつかっているそうです。何とか丸く収まるといいけれどね。


パパの夏休みがあと3週間に迫ってきています。そろそろ日本で何を食べるか計画を立てています。「ぶっかけうどん」や「お寿司」「うなぎ」「味噌カツ」「焼肉」なんかは外せないけれど、「ラーメン」というのも悪くはないです。出来ればチャーハンか餃子も付けたいところです。「焼きそば」や「お好み焼き」も当確です。朝食は毎日納豆でもかまわないですね。
この夏はイタリア人の友人が一緒に日本へ行くかもしれないので、「焼き鳥」とか一緒に食べに行くのも悪くはないと思います。「吉野家」にも連れて行ってみたいけれど。


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2008年07月12日

ナポリ


ゴミの回収がマヒして街中ゴミの山になってしまったナポリ。やっとゴミ問題の解決の糸口が見えてきたところで、今度は中心街の建物が崩壊するというニュースが届いています。何でも無許可で修復工事中だった建物が崩壊してしまったそうです。修復というか、改修工事の時には、建物の中の壁を取り払ったりして内装を大掛りにやり直すのが一般的なのですが、単なる仕切り壁のつもりで建物の構造上不可欠な壁を取り払ったりすると、重さに耐えかねた下の階から崩れ落ちてしまうことは容易に想像が付きます。どうも今期の観光シーズンは下方修正に明け暮れそうなナポリですね。


8月から約1ヶ月の夏休み予定のパパは、うまく仕事の区切りを付けられるように奮闘中です。ついでにダイエットも奮闘中。日本では毎日でも「ふるいちのぶっかけうどん」を食べたいと思っているけれど、倉敷観光が出来る日程がどのくらい取れるのか直前まで判明しそうにありません。

話は変わりますが、来期のインテルはとても強そうな予感がしています。セーリエA優勝はもちろん、チャンピオンズリーグでもいいところまで行けるんじゃないのかという感触です。正直なところ、毎年こういう予感を持っているので、現実度はどのくらいなのかも分かってはいるんだけれど、それでも毎年こういう気がするのは悪いことではないと思います。ただ、今年はカルチョシーズンの開幕前に、オリンピックがあるので、8月中はそれなりに楽しめそうですね。オリンピックではインテルではなく、日本の選手を応援予定なので、ちょうど日本へ一時帰国できるのは願ったり叶ったりというものです。だって、イタリア人の間で日本人選手を(1人で)応援しても、盛り上がりの面で問題が発生しそうですから。まあ、おいらは1人で盛り上がってしまう傾向も持ち合わせているけれど。


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日経流通新聞


土曜日に休日出勤して作業をしていたら、日本から「日経流通新聞(MJ)」が届きました。先日東京で開かれた「Foodesign Guzzini made in JAPAN展」の出品作品に関してメールでインタビューを受けていたのですが、それが記事になったので、わざわざ日本の記者の人がミラノに送ってくれたようです。さすがだね、日本の新聞記者さん。そういえば、ちょっと前にイスラエルの雑誌からも問い合わせがあったけれど、その後何も連絡がないもんね(イタリアでも同じようなものだけれど)。さて、7月2日付けの新聞なので、もう手に入らないかとは思いますが、もし見る機会がある人はちょっと目を通してみてね。おいらの作品に関した部分は以下の通り:

幕の内弁当をデザインしたのはミラノ在住のデザイナー小野洋氏。「ZENBOX」は食事を持つ楽しみを強調するため、ふたのデザインに凝った。小野氏が「枯山水からアイデアを拝借した」と言うとおり、表面は白い砂と岩山を模したデザインになっており、お猪口は富士山のように、朱塗りの箸(はし)は橋のように見える。

「箸(はし)は橋のように見える」なんていうのが真面目そうでいいと思います。

そういえば、Happy Designをちょこっと更新してあります。古いデザインの閲覧部分にスライドショーを導入。これで日本からも仕事がじゃんじゃん入ってくるようになるといいのですが、そういう希望は15年来実現していません。


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2008年07月13日

フナーリ


ここでも取り上げたことがあるイタリアのTV司会者のフナーリ氏が亡くなりました。76歳だったそうです。この人は年をとってからも常におしゃれで、タバコをくわえてひげをなでながらスタジオ内を歩きまわり、すごいだみ声で断定的にしゃべる姿が印象に残っています。

ミラノは曇り空で、予報では雨も降るそうなんだけれど、どうも気温がしばらく低めになりそうな感じです。月曜辺りからは雨は上がるらしいのだけれど、しばらくは日中も25℃前後までしか気温が上がらないとか。まあ、仕事をするには理想的なんだけれどね、暑過ぎず、雨も降らないというのは。

噂では、インテルにチェルシーから移籍する見込みのランパードに関する交渉で、インテル側はトレード要員としてアドリアーノを提案しているそうです。アドリアーノは来期からインテル復帰が見込まれていたけれど、元ブラジル代表監督でもあるスコラーリ監督のチェルシー移籍なら、彼にとってもそう悪い話ではなさそうですね。個人的にはもう一度元気なアドリーアーノがインテルでゴールを量産するところが見たかったけれど。まあ、これもまだ噂話の範疇なので、実際にどういう風に話がまとまるかはまだ分かりません。


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ピザ屋


日曜日の夜は友人家族とピザ屋さんで待ち合わせです。ピザ屋で待ち合わせということは、多分夕食にピザを食べることになるんじゃないのかと予想しています。このテの予想はよく当たります。自慢じゃないけれど。そうすると、やっぱりビールでしょうね。イタリア語ではビッラですが。ちなみにピザはピッツァです。

最近夏休みの日本観光用ダイエット中なのですが、大体目標体重まで落とせたので、日本滞在中はあまり体重のことを気にしないで思う存分食べて飲んで楽しめるんじゃないのかと思います。
今朝イタリアのTVでコックさんがコトレッタを焼くときに、オリーヴオイルではなく、バターを使っていました。司会者が「バターでは重くないの?」とたずねていたけれど、コックさんは「バターは太ると偏見を持っている人がいるけれど、オイルというのは100脂肪分なのに対しバターは乳性分も入っているのだから、使いすぎなければむしろ太らないくらいです」と説明していました。オリーヴオイル信仰の強いイタリアでは、「オリーヴオイルは体にいいからたっぷり使っても問題ない」と信じている人も少なくありません。なかなかに的を得た発言だったので、ちょっと感心しました。


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2008年07月14日

ピッツァ・アラ・ヌテッラ


ピザ屋さんではちょっと食べ過ぎ飲み過ぎました。食後のデザートに「ヌテッラ(イタリア名物ナッツチョコレートクリーム)のピザ」を食べたりしていては、せっかく日本一時帰国用にがんばっているダイエットも台無しになりそうなものだけれど、イタリアにも食べたい物、おいしい物がいろいろあるので、本来ダイエット向きではないんですね、この国は。ちなみに今回は中華街の外れにある「CiriPizza」というお店でした。ピザ屋さんの後で友人家族宅へ場所を移してカフェを飲み、その後にリモンチェッロを飲みながらおしゃべりをしていました。そういえば、おいらはアイスも食べましたね。まあ、たまにはこういうのもいいのではないかと思います。


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火曜日は出張


ミラノはバーゲン・セール中なので「サルディ」という張り紙でそこら中のウィンドウが埋め尽くされています。おいらはあまりサルディには行かない方なんだけれど、気が向いたので仕事場近くのお店でLevisのジーンズを購入。定番の商品(501)が50%Offになっていたので(試着しないでもサイズが番号で分かると思い)買ってみたのですが、スペシャルエディションだったためか、家に帰って試してみたらどうもしっくり来ないことが判明(ちょっと余裕があり過ぎ)。結局普通の(割引になっていない)定番にかえてもらって来たので、差額分を払いました。これだからサルディは苦手です。

さて、火曜日は午前中に出張でパヴィアへ行ってきます。午後は仕事場に戻ってくる予定だけれど、実は夜9時からミラノ中央駅前の大通りでMTVのフリー・コンサートがあり、これにいったん家に帰っていくべきか、仕事場から直接行くべきか思案中です。出演者はRihanna、Fabri Fibra、Afrika Bambaataa、Irene Grandi。


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2008年07月15日

MTV


月曜日の朝です。これから出張へ出かけます。といってもミラノから電車で30分弱のパヴィアです。パヴィアという街は大き過ぎず小さ過ぎず、立派な教会があったり、川が流れていたり、なかなかに魅力的な所です。ここの街へミラノの南からバスで来ると、途中にチェルトーザ・ディ・パヴィアという場所を通り、ここにはその名のとおり古いチェルトーザ(修道院)があります。このチェルトーザはかなり立派な作りで、ミラノ近郊でちょっと日帰りの旅行を計画するときなんかにはちょうどいい目的地になると思います。ここのチェルトーザの近くに薬草のリキュール「チェルトーザ」を売っているところがあって、ここのリキュールもなかなかにおいしいです。薬草のリキュールはフランスの「シャルトリューズ」が有名だけれど、何のことはない、シャルトリューズはイタリア語のチェルトーザのフランス語訳なんですね。フランス版「チェルトーザ」も、中世のヨーロッパの修道院で作られていた薬草リキュールが元レシピであることがすぐに想像できるというものです。

今夜はミラノでMTVのイベントがあるので、出掛ける予定ですが、天気はちょうど晴れみたいなので、主催者側もホッとしているところだと思います。今回は(多分初めてなんだと思うけれど)中央駅前の大通りを通行止めにした会場だそうなので、ちょっと面白そうです。普段このテの企画はドゥオモ広場で開かれるのだけれど、ドゥオモ広場には別の主催者の別の企画の特設ステージが作られているため、こちらへ(MTVが)移動してきたのかもしれません。まあ、物は試しだね。ちなみに、今回の会場なら、おいらはすぐ近くから帰宅するときに使う電車に乗れるため、割と遅くまでいても大丈夫なんじゃないのかと思っています。明日も普通に仕事なので、テキトーなところで帰ってくるけれどね。


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速報、ロナルディーニョのミラン移籍

ロナルディーニョのミラン移籍がほぼ確定したそうです。移籍交渉でバルセロナ入りしていたミランのガッリアーニ副会長がミラノへの帰途に着いたそうで、バルセロナ側のコメントとして「ミランの提案に満足している」という発言があり、交渉はうまくまとまったという推測のニュースがガッゼッタに出ています。

今回の移籍市場では、ミランがベバイヨール(アーセナル)かロナルディーニョ(バルサ)のどちらかを獲得する方針ということで、イタリアではその動向に注目されていたところですが、結局(会長のベルルスコーニ氏がより有名な選手を好むという傾向があることも一つの要因として)ロナルディーニョを選択したようです。個人的には、こういう選手がイタリアでプレーすることになるのは楽しみが増えるということにつながるため、ミランが行き先でも大歓迎です。なにしろここ数年、ビックな選手の移籍先はイギリスかスペインという傾向が強かったからね。


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2008年07月16日

Rihanna


さて、MTVのLIVEへ行って来ました。今回は最近割りと気に入っているFabri Fibraが出演するというので楽しみにしていましたが、期待通りのパフォーマンスでした。この人のイタリア語ラップは、言葉をよく選んで、簡単な言葉を聞き取りやすく(合唱しやすく)作ってあるので、LIVEでは盛り上がるのだと思います。最近のGiannna Nanniniとのデュオもそうですね。その後にIrene GrandiのLIVEが続き、彼女には正直あまり興味がないのだけれど、ステージ上ではさすがに上手だと思いました。個人的にはあまりひかれなくても、Irene GrandiやRigabue、Vasoなんかをイタリア人が好むのは理解できます。

最後にRihannaのLIVEでしたが、彼女はやっぱりすごいと思いました。さすがに世界中で売れているだけのことはあると思わせる貫禄のステージですね。バックのバンドもすごくいい感じでした。ポップスでもR&B系の音なので、雰囲気はあります。こういう系列のLIVEはPrince以来かもなんて思いました。


さてさて、おいらがMTVのLIVEへ行っている間に、ロナルディーニョの移籍話はほぼ正式に発表になったらしく、イタリア、スペインの今朝のスポーツ新聞はこの話題がトップになっているようです。


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ロナルディーニョ到着


ロナルディーニョ(イタリアではロナルジーニョではなくてディーニョです)がミランへやって来たので、ミランのティフォージ(ファン)は大体よろこんでいます。ここ数年のミランの補強は地味な印象が強かっただけに、久しぶりの大物獲得という感じですね。これも普通通りの移籍市場ならば(移籍金が高過ぎて)無理っぽい交渉だったところ、バルサ側が新しい監督の下で新しいチーム編成の見直しを行い、戦力外とみなされたロナルディーニョ、エトー、デコといった有名選手が移籍市場に回り、ある意味正規価格を下回るサルディ価格でそれぞれの移籍をまとめることが可能になったため実現したんですね。そういう意味ではいい買い物であることは確かなようです。

しかし今回のロナルディーニョ到着で大騒ぎするミラニスタは、数年前までロナルドやボボ、バッジョ等を移籍市場で獲得する度に大騒ぎをしていたインテルを思い出す光景でした。大騒ぎをしていたころのインテルは勝てなかったんですよね。ミランはどうでしょう?


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2008年07月17日

日本観光


日本観光まであと2週間ほどになってきました。今年は3週間ほど日本の夏を楽しむ予定なので、結構いろいろと日本食も食べられそうな感じです。最近は「倉敷の食べ物の名物って何?」なんて人に聞かれた場合「ぶっかけうどん」と答えてしまうんだけれど、本来「祭り寿司」とか「ままかり寿司」とか答えるべきなんじゃないのかと、ふと思いました。「たこ飯」なんかも名物になるのかもしれないです。
おいらは倉敷で育ち盛りの思春期に、父親が趣味で釣りに行って獲ってきたチヌ(黒鯛)やサヨリ、メバルとかの魚ばかり食べさされた結果、大学時代に名古屋近辺で生活をするようになったころは魚の呪縛から開放されたような気がしたものです。今ではそういうのも昔話になっているため、日本で食べる魚料理はやっぱりうれしいです。3週間ずっと魚でも大丈夫な気がします。


飲む方はイタリアではヴィーノ(ワイン)が中心ですが、日本では日本酒を好んで飲みます。どこにいてもビールはそれほど差がないので、日本にいる間は日本酒ということです。一般的な焼酎は個人的にあまり好きではないので、日本酒じゃなければ泡盛でもいいですね。
イタリアの人は日本人のように深酒をしないので、量的にはあまり飲まなくなりました。これは大江健三郎の本でも読んだけれど、ヨーロッパの一般的な傾向のようです。なので、イタリアの街は夜中でも日本で時々見かける「ヨッパライ」という人達はいないんですよね。ただ、飲んで楽しい時間を過ごすという人は沢山いるので、飲み屋さんが近くにある家の住人の人たちは、朝自分の車の屋根に並んだビール瓶の片付けから1日が始まったりするみたいです。


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来週は出張


さて、来週は月曜日から水曜日まで出張になる見込みです。それぞれアスティ方面、ベルガモ方面、ミラノ市内と近場ばかりなので、出張といっても特に早起きの必要はなさそうです。夏休みのバカンス前に、イタリアの人達ももう一がんばりというところだと思います。おいらも目の前ににんじんをぶら下げてがんばっています。ホントは「ふるいちぶっかけうどん」をぶら下げています。

さてさて、木曜日の夜は友人と夕食に行くことになりました。友人のグループで「ちょっと飲みに行こうか?」みたいな会をすることになったので、誘われました。金曜日は通常営業で仕事の予定なので、あまり飲み過ぎないように気を付けようと思います。

そういえば、先日のMTVのコンサートで、会場近くに事務所を持っている写真家の友人と話をしたら、彼は当日(交通規制とかがあるので)事務所には立ち寄らなかったそうです。中央駅(チェントラーレ)をバックにしたステージのロケーションは「なかなかいいよね」と言っていたけれど、「出来ればあまり頻繁にここを会場にしないでほしい」と笑っていました。実際、当日の夕方に事務所で会議とかになるとややこしそうです。


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2008年07月18日

友人のパーティー

友人のパーティーに誘われたので、また夜更かしして来ました。今週はMTVのコンサートに行ってきたばかりなので、こういうのが続くとちょっと体力的に消耗しますね。まあ、特に何をするわけでもなく、集まった人達とおしゃべりをして飲んで食べただけですけれど。
友人の友人で、あるモーダ系雑誌の編集長をしていた人と音楽の話になり、ちょうど観たばかりのRihannaが予想以上によかったと言ったら「彼女はホントニすごい」と、回りにいたRihannaを知らない人達にもいろいろ説明を始めました。おいらはアヴリルの話の方がいろいろとネタがあるんだけれど、昨夜はちょっと遠慮しておきました。(笑)あとはインテリア・デザイナーの知人やモーダのモデル事務所を経営している人達と、結婚や子供について話をしたり。こういう社交の場にはあまり顔を出す方ではないけれど、たまには面白いですね。


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新シーズンが始まりました


www.inter.itから拝借のザネッティ主将のゴールシーン。正直この距離ならおいらでもゴールできると思います。さて、木曜日からインテルの新シーズンへ向けた練習が再開となりました。現在はほぼ昨シーズンのメンバーで、唯一の新顔はローマから移籍してきたマンシーニなんですが、少なくとももう1人中盤の選手を獲得の方針だそうです。第一候補はランパード。
現在キャンプに参加している選手の間では、移籍してくる1人か2人の選手のことよりも、これから放出される選手の方が多い見込みのため、どの選手も生き残りをかけて必至に練習に取り組んでいるものと思われます。特にクレスポ、スアゾ、アドリアーノの3人は、多分この内1人だけ残れる見込みのため、かなり気合が入っているんじゃないのかと思います。DFではブルディッソ、MFではスタンコビッチ辺りが放出の可能性が高いと言われています。

先日の記者会見でモウリーニョ監督が「私はルールを順守するので、練習に遅刻するような選手は認めません。遅刻したら練習には参加させないし、試合には使いません。ルールは簡単です。」と発言していたこともあり、初日の練習を視察に来たモラッティ会長は「実は今日、私も(視察に)遅刻しないか心配したよ」と気の利いたコメントをしていました。ジョークが出るくらい練習内容には満足していたようです。


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ナイキ製新ユニフォーム


ミラノはちょっとしたロナルディーニョブームになっています。もちろんカルチョ好きの人達の間だけですが。とはいっても、サンシーロでのロナルディーニョお披露目イベントには4万人(ちょっとしたセーリエAの試合でもこうはいかない)も集まったそうだし、そもそもそういうイベントがあること自体かなり特別ですけれど。その影に隠れてというのでもないけれど、インテルも新シーズン用のナイキ製新ユニフォームをお披露目。モウリーニョ監督は「ナイキはすばらしいユニフォームを作ってくれたけれど、チームが勝たなくては何にもならないので、これからは私や選手の仕事の番です」とコメントしています。
アドリアーノの復活に関心が高まっているため、彼の身体的コンディション(太りすぎていないかとか)に視線が集中していますが、お披露目に出てきた選手の様子を観察すると、むしろマテラッツィのお腹が出ているのが気になります。ジダンに頭突きで凹ましてもらいますか?!


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2008年07月19日


先日は友人のパーティーで飲んできましたが、食べる方はビュッフェだったので、量的にはあまり食べていません。若者が集まるビュッフェなんかだと、必要以上に(明日の分までとか言いながら)食べる人がいるけれど(おいらもその昔はそういう人でした)、今回は落着いた大人の集まり(多分おいらは一番若手の方だったんじゃないかな?)だったので、みんな節度を持って飲んで食べていました。この調子で、日本滞在期間中も節度を持って食べることにしようと思います。

パーティーの翌日にパパ友からスカイプで連絡が入り「昨日の夜に家に電話したけれど、いなかったね」というので、「友人のパーティーに行って来た」と答えたら、「ふふふ、みんなそう言うんだよ」と笑っていました。どうも彼は想像力が豊かなようです。

ミラノは金曜日の朝に少し雨が降りましたが、週末は割り方いいお天気なんだそうです。でも、最高気温は30℃を下回るそうです。どうも夏になり切らない夏ですね、今年は。


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審判に来たヨッパライ


ベラルーシのカルチョの試合の審判が酔っ払って現れたことがニュースになっていました。どうして仕事前にこういう状態になってしまったのかはニュースで伝えられていないので分かりませんが、かなりの泥酔っぽいです。このニュースのときは笑い話だったのだけれど、その後のニュースでこの審判は生涯ライセンスを剥奪されることになったそうです。ベラルーシ発のニュースとしては珍しく世界規模になったようだけれど。


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倉敷


今年の夏休みの日本観光は倉敷から始まることになりました。既に6月末から日本で夏休み中の家族と「ふるいちぶっかけうどん」の日々を送ることになりそうです。その後、名古屋、犬山、東京観光も予定しているけれど、その後の日程は日本入りして決めることになるかもね。

今年は夏休みに日本に行くと言っていたイタリア人の友人がいたので、日本でしばらく行動を共にする予定だったのだけれど、結局今年は来ないことに決まったので、おいらとしては自由に予定を組めることになりました。まあ、その前にイタリアでの仕事を一段落付けてから日本行きの飛行機に乗る必要があるため、もう2週間は何かと忙しそうです。

さて、先日MTVのコンサートでRihannaのステージのことを報告しましたが、そういえば以前、ミラノの美容院で長女が髪を切るときに「Rihannaみたいな髪型」にするようにススメられたとか言っていたのを思い出しました。その彼女はAvrilのコンサートへ行ったばかりだし、曲はAvrilの方が好きなので、パパがRihannaのコンサートをみても特に羨ましくはないようです。こういうのは教育の成果だと言ってもいいんじゃないのでしょうか。


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2008年07月20日

モータースポーツ

日曜日はなかなかにいい天気だそうです。それでも最高気温は29℃とかみたいです。週間予報を見ると、火曜日なんか最高気温が24℃になっているんだけれど、ちょっと低すぎない?


今週末はF1とモトGPがあるので、モータースポーツ好きには悪くはないようです。ツールドフランスは、イタリア人の若手で期待がかかっていたリッコがドーピング疑惑で失格になったり、(イタリアでは)あまりいいニュースになっていません。ここ数年バッソとかイタリア人の自転車の選手でツールでも活躍できそうなレベルになった選手は、ドーピングで捕まってしまうことがあるので、ツールドフランス的には非常に地味なレベルにあるイタリア人選手達。やっぱりこれではジーロイタリア(ツールのイタリア版)が盛り上がりに欠けても仕方がないというものだと思います。

モータースポーツでも今週末のイタリア勢は今ひとつのようで、フェラーリは2番、6番グリッドからスタート。モトGPはドゥカティがポールポジションだけれど、ヴァレンテーノは2番スタートとなります。予選の感じからすると、(ヤマハの)ヴァレンテーノが(ドゥカティの)ストーナーに離されないで付いて行くのは難しそうです。しかし、F1年間優勝争い中のキミー(ライコネン)が6番手スタートというのはちょっと期待外れですね。本番でどの程度挽回できるかに注目しますが、ポールポジションのハミルトンに追いつくのも難しそうです。


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ナポリを見て死ね


「ナポリを見て死ね」と言うくらいなんだけれど、この前の冬からゴミの回収がマヒしてしまい、街中ゴミの山に埋め尽くされていたひどい状態にあったので、誰も見たくない街に成り下がっていたナポリ。この度、イタリア政府から「ゴミ回収終了宣言」が出たので、一連のゴミ騒動は一応の収拾をみたようです。ただ、今回一部のゴミの焼却を請け負うことになったロンバルディア州や、ナポリ付近でゴミの廃棄場所に指定された街等では、まだ「終了宣言」には至っていないようですけれどね。


今回のゴミ騒動で、街がこんな(ゴミの山に埋もれる)状態になるのは、衛生上の問題などから認められないとEUの衛生局から再三改善の指示を受けたようだけれど、こういう問題がおきてしまうところも、ある意味(悪い意味だけれど)ナポリらしいとも言えると一般的なイタリア人は感じていたようです。もちろんいったん国外に出ると「こういう問題がおきてしまうところも、ある意味イタリアらしい」と言われているんですけれどね。何はともあれ、「ナポリのゴミを見たから死ぬ」という状況は解決できたようなので、今年の冬辺り、家族旅行してみてもいいかなと思ったり。ナポリ出身の近所のパパ友の家族とナポリ入りできれば、おいしいピザ屋さんとかも教えてもらえそうだし。

ナポリ近郊のカンパーニャ州には、ゴミ焼却場を新たに4箇所作ると政府で決めたそうです。本来は州の地方政治で整えるはずの行政範囲なんだけれど、今回の騒動が示したように、その能力がないので中央政府(主導)で決定したということみたいです。


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2008年07月21日

ヴァレンティーノ


月曜日の出張から帰ってきました。火曜日も出張なので、ここ数日仕事(作業)はあまりはかどりません。まあ、出張も仕事なんですけれどね。

日曜日はF1のフェラーリが3位、6位と全く振るわず、がっくり来ていたのですが、優勝がもっと難しそうに予想されていたバイクのモトGPのヴァレンティーノが(予選ではぶっちぎりに早かった)ストーナーを抑えて勝ちました。ヤマハとの契約を2010年まで延長したばかりのヴァレンティーノにとってもヤマハにとっても、シーズン後半戦の期待を膨らませる勝利となりました。なんだか、数年前のセテやビアッジとの接戦を思い出させるレース展開でした。こういうときのヴァレンティーノの集中力はなかなかに見応えがあります。


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2008年07月22日

朝食


仕事場の若手に「日本とイタリアの一番の違いは何?」と聞かれ、電車の発着時刻の正確さとか、日曜日のお店が閉まらないこととか、一瞬の内にいろいろと考えたのですが、「朝食」と答えておきました。日本では朝から昼食、夕食とそれほど変わりないメニューを食べても不思議はないけれど、イタリアではカプチーノとブリオッシュ(菓子パン、クロワッサン)ですませる程度が一般的です。「日本では、ご飯と味噌汁と焼き魚くらいはデフォルトで食べる」と言うと、ほとんどのイタリア人は「ちゃんと消化できるの?」と聞きます。これは習慣の違いなんですが、イタリア人は、朝起きたばかりのところへ胃の中に沢山物を入れると、きちんと消化できないで健康に悪いと思っています。日本で「洋風の朝食」と言えば、トーストにハムエッグ、ポテトサラダ、コーヒーとかを思い浮かべるけれど、実際にハムエッグというか、卵とベーコンまたはソーセージを食べるのはイギリスやアメリカ、ドイツあたりの国で、サラダまで食べる国はあまりないようです。おいらは日本に一時帰国している間は、しつこく納豆ご飯で朝食しますが、ああいうものを朝ごはんに食べているところをイタリア人に見せると、結構びっくりすると思いますよ。


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朝食はコラツョーネといいます


火曜日の出張から帰ってきました。それにしても今年のミラノは、7月だというのに最高気温は28℃、しかも天気はいいし、こんなに過ごしやすくていいのかしら?と思えてくる仕事日和が続いています。
さて、今日の出張は近場のベルガモ方面だったので、昼食の時間にはミラノの仕事場に戻って来れました。で、帰ってくる間に電話で明日の水曜日も出張が入りましたが、ミラノ市内なため出張といっても地下鉄で動ける距離なので助かります。


朝食の話題の続きになりますが、おいらが今まで見たホテルの朝食で、一番印象に残っている話をひとつ。これは台湾出張で、台北最高級のホテルに泊まったときの朝食ですが、このホテル(The Grand Hotel)は、いわゆるコンチネンタル風の朝食以外に中華の朝食もバイキングできるようになっていて、おいらは中華粥とそのトッピング(具ですね)を選ぶ方で食事をしたのだけれど、これが人生最初で最後の本場中華粥体験でした。だって、その他の台北での食体験では、おいしいレストランには連れて行ってもらったけれど、粥というのは朝食べる物なんですよね、中国(おいらが行ったのは台湾ですが)では。日本では長久手のXIANで中国粥を食べていましたね。このお店にも時間があれば立ち寄ってみたいけれど、今年はどうでしょう?

ミラノの中華街のレストランで、朝お客さんがお粥を食べているのを見たことがあるのですが、こういうのは中国人社会でのサービスになっているようで、朝の内はお店の外に張り出してあるメニューも中国語オンリーみたいです。こういうのも一度体験してみたいと思っているけれど、なかなか機会がないですね。ピザを食べに行くのに誘ってくれる友人はいるんだけれど、なかなか「今度早めに一緒に粥しようか?」という友人は現れません。


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2008年07月23日

夕食


友人に夕食に誘われたのでのこのこと出掛けることになりました。実は木曜日か金曜日にも別口の友人とピザを食べに行く約束をしているので、どうも連日帰りが遅くなりそうな感じです。

さて、水曜日もミラノに出張に行ってきました。なんだか皆(イタリアの人達のことです)夏休み前になっていろいろ先延ばしにしてきた仕事を片付ける必要に迫られていると見えて、急に(仕事を頼まれることになった)おいらは超忙しくなってしまいました。どうして全然関係ない人達が、まるで申し合わせたように同じタイミングで仕事を持ってくるのでしょうか?もう少し割り振りを考えてくれたらおいら的には助かるのだけれど、向こうはこっちの状況に気を使ったりしないので、まあ、重なるときは重なるということです。もちろん忙しいに越したことはないので、それはありがたいのだけれど、夏休みは既に日本行きの飛行機とか予約済みのため、もう日程を変えられないんですよね。諸々の仕事を出発前までに片付けないといけないので、なんだか夜まで仕事しそうな気配。

そんなところに持ってきて、友人達も(上記のように)夜に誘ってくれるので、もう、後は野となれ山となれ作戦を採用することになりそうです。


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お土産

ちょっと前まで仕事場でインターンをしていた若者が、先日無事にミラノ工科大学を卒業できたということで、ワインを持ってあいさつに来ました。インターン(見習い)で来ていた若者がワインをお土産に持ってきてくれたり送ってきてくれたりすることは今までもあったけれど、今日の彼はBrunello di MontalcinoとVino nobile di Montepulucianoとうトスカーナ産最高級のワインセットだったため、思わず飛び上がってしまいそうになりました。こういう訪問なら毎日でもかまわないけれど、仕事が山積みになっているので、飲むのはもう少し先の話になりそうです。


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2008年07月24日

アペリティーヴォ


友人グループで待ち合わせをしてBARでアペリティーヴォ(食前酒/Happy Hourなのでおつまみがいろいろあります)してからナヴィリオ(運河)沿いを散歩してピザ屋さんでピザを食べてきました。昨夜はおっさん6人のグループでしたが、デザイナー、建築家、写真家などの集まりです。みんな非常にリラックスしていて、大変のんびりした時間を過ごして来ました。明日は別のパパ友とピザを食べに行くことになっています。

ダイエット中のおいらには、外食というのはなかなかの鬼門で、食べる量というよりも飲む量の方がダイエット向きではないようです。それでも友人と過ごす時間というのもなかなかに楽しいものなので、たまにはダイエット休憩も悪くはないと思います。


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2008年07月25日

来週も出張


来週は火曜日あたりに出張が入りそうな感じです。多分夏休み前最後の出張だとは思いますが、そうこうしていると来週末にはもう日本へ出発になります。気が付けば出発前までの宿題が山積みになっているので、今週末は休日返上でしごとになります。多分。

この時期になるとイタリアの企業は「来週から3週間閉めることになるので、できれば今週中に」みたいな言い回しを使い始めます。「仕事の用件をバカンス前ぎりぎりで処理するようなことになると困るので、出発前にはすっかり準備が出来ているようにしたい」ため、できるだけ早く一段落しましょうよということです。企業は3週間の夏休みとかいっても、実際はバカンス空けの1週間も「○○さんがまだ帰ってきてないので、仕事の用件は来週に話し合いましょう」みたいな状態で仕事復帰します。要は8月いっぱい夏休みをとるのが今でも一般的なお国柄なんですね。おかげでおいらも日本へ一時帰国できる時間が出来るのだから、それはそれでいいのですが、企業の人達は自分達の夏休みの予定のために仕事のタイミングを外部に振る傾向があるのにはちょっとね・・・。だって、おいらは外部(デザイナー)なので、こっちにスケジュール的なしわ寄せが来るという仕組みです。まあ、なるようにしかならないので、あまり深くは考えませんけれど。


それにしても、おいらはベルルスコーニ首相(ていうか、おいらにとってはミラン会長)がTVに映るたびに、額の植毛が気になってしょうがないです。

話は飛んで、インテルが今シーズンのキャンプ中なのですが、昨日新監督になって始めての練習試合がありました。アドリアーノとかも出場していたらしいけれど、今の段階ではバロテッリ(ターボ・マリオ)やフィーゴ、ザネッティの調子がいいそうです。ミランの17歳、パロスキーは来期中(経験を積むため)レンタルか共同所有の形で別のチームに放出される可能性が高いそうですが、インテルの17歳バロテッリはトップチームに残ってレギュラー争いに加わるそうです。それだけ期待も高いということだと思います。下位チームでそこそこの活躍をするよりも、インテルで少ない出場機会に存在感を示せるようになるほうがイタリア代表チームへも近道かもしれないね。イタリア人が少ないチーム事情的にも貴重な選手だし。


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ミラノは快晴


ミラノは快晴です。最高気温も今日は31℃まで上がりました。週末はもう少し雲が出る見込みで、最高気温も30℃の予報です。しかし、好天気がいいと屋根の下に閉じこもって仕事をしているのがバカらしく思えてきたりします。やっぱりこういう天気でこういうよう気の時には、海辺で寝そべっているイタリア式の夏の過ごし方も悪くはないと思えてくるよね。それでも、おいらは次週末に日本へ一時帰国の際は、子供達のスイミングスクール通いに付き合って、倉敷のプールへ行くことになっています。海辺ではないけれど、プールにも水はあるので近いかもしれない?

イタリアと日本の人たちの違いでおもしろいと個人的に思うところは、待ち時間に対する感覚。例えば、夜にはすごい混む分かっているレストランに行くとします。日本でよく耳にするのは、「あそこは混むから早めに行こう」と言って、夕食に夕方の5時から出かけたりします。こういうケースで一般的なイタリア人なら「あそこは混むから」と分かっていても、結局一番混む時間にその「あそこ」へ出かけていくんですよね。それで入れなければ一時間でも待つか、あきらめて第2候補、第3候補の近場へ流れていきます。それでも決して「どうしてもそこで食べる」という執着はみせないで、それなりに他の選択肢を楽しむという傾向にあります。


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2008年07月26日

飲み過ぎ


イタリア人と日本人の待ち時間に対する感覚の違いの話の続きですが、バカンスへ出発する日や帰って来る日なんかにも「分かってはいるけれど」渋滞で混雑して動かない高速道路に群がるところなんかに発揮されています。日本でもGW近辺やお正月の前後で「分かってはいるけれど」渋滞の高速道路に乗らざるをえない人がいても、できる限り時間をずらしたり曜日をずらしたりということは考えると思います。その点、(バカンスが長いので)1ヶ月以上も日程の融通がきくはずのイタリア人家族なんか、随分うまい割り振りが出来そうなものなんだけれど、結局みんないっせいに週末に高速道路へ向うんですよね。それでカタツムリみたいに動く車の中で「なんて渋滞だ!」と怒っているという具合です。

日本人もテーマパーク等で並ぶのには慣れているようだけれど、普段の生活では極端に長い列で何かを待つということはあまりなくなっているんじゃないかな。逆にイタリアでは普段の生活でも、駅の切符売り場に並ぶとか、郵便局で何かの支払いに並ぶとか、待ち時間をぼーっと過ごすことの訓練を欠かさないようです。なんだか話が取り留めなくなってきたので、この話題は本日ここまで。

さて、金曜日の夜にはちょっと飲み過ぎたみたいです。以後気を付けます。


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あと1週間


いよいよ日本へバカンス帰国に出発する日まで、あと1週間ということになりました。もうすぐ機内食を食べながら映画が見られると思うと、涙があふれてきます。もうすぐ「ふるいちのぶっかけうどん」が食べられると思うと夜も眠れません。しかしその前に片付ける必要がある仕事がまだあるので、土曜日は休日出勤して来ました。

しばらく家を空けることになるので、冷蔵庫の中も食べ残しがないように考えながら計画的に買い物とかしていたのですが、すでにいい感じに空っぽになっていきました。なにしろ3週間も留守にする冷蔵庫の中に、お肉や野菜を入れては出掛けられないからね。ちょっと気になるのは、我が家のイチジクの木がちょうど留守の間に最盛期を迎えそうな感じなので、おいらが食べられるのは(イタリアに戻って来てから後)最後の方に熟れた実だけになるもようです。


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2008年07月27日

乗り継ぎ


おいらが初めて日本から出たのは22歳のときのNY滞在でした。このときは安いチケットを探して、大韓航空便で出発しました。名古屋からソウルに飛び、乗り継ぎの時間を利用してソウル市内観光ツアーをしたりしたのだけれど、何しろNYが目的地なのに、「どうしてソウルのオリンピックスタジアム見学とかしなければいけないのだ?」と思いつつ知らない人達とバスツアーしていました。これも代理店の格安NY往復券に付いていたサービスなので、いやなら空港で時間をつぶしているという選択肢もあったのでしょうけれど、初めての海外でそんな余裕はあるわけがないですね。それでも、街並みやスタジアム見学には(日本の風景と大差なかったので)あまり深い印象を受けなかったけれど、(確か)ランチで食べた焼肉はおいしかったのを覚えています。どうも当時からそっちの方面には執着があったようです。

いよいよソウルからNYに出発となり、そのまま直行かと思っていたら、アンカレッジで給油で着陸。ここの空港では飛行機から降りて空港内で時間をつぶすことになったのだけれど、おいらの記憶に残っているのはビーフジャーキーを売っていたことだけです。ソウルにしても、アンカレッジにしても、今ならもう少し楽しめるんじゃないのかと思うけれど、頭の中にはNYしかないのでいたしかたないです。

NYでは日本で友達になったアメリカ人達から紹介してもらっていた、友人の友人や友人家族に大変お世話になり、大変充実した7週間を過ごしました。今回その内容は省きますが、最終的に「楽しかったけれど、おいらが探していた世界とはちょっと違った」という印象に辿り着き、その後イタリアにやって来ることになります。考えてみると、あれから2度とソウルには立ち寄っていないので、今更ながら、あの時もっと韓国料理を楽しんでおけばよかったなんて思います。その後は長距離の旅行でももう少し余裕を持って出かけられるようになったので、台北出張便でミラノから台湾に向う途中に乗り継ぎで立ち寄ったロンドンやモスクワでは、空港内でお土産を買ったり土地のものを無理やり食べたりしました。モスクワ土産のクリスマス飾りは、今でも毎年我が家のアルベロ(クリスマスツリー)にぶら下がります。


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イタリアでは金曜日に魚を食べる習慣があります。学校の給食でも金曜日は白身魚のフライや舌平目のムニエルだったりするくらい。日替わりメニューのランチがあるピザ屋さんとかでも金曜日には魚のメニューが選べるようになってイタリとかね。もちろん別の曜日でも、魚料理は普通に食べるけれど、そういう習慣もあるということです。

おいらは日本で生活していた頃には、新鮮な魚は生で食べるのが一番おいしいと信じて疑わなかったけれど、イタリアやスペインの料理を知ると、生でなくてもおいしく食べられることを発見しました。これは魚の種類なんかにもよるのだけれど、それこそ活きのいい(小さい)魚をフリット(フライ)にしても、それはそれでおいしいんですね。一般的に魚といえば、イタリア人は割りとシンプルにグリルで焼いて食べるのが好きだけれど、こういう場合は焼くときに香草(ローズマリーノやサルヴィァ)でちょっとした燻製風に風味をつけて、魚の生臭ささを感じないように調理します。それで、どんなイタリア料理でもそうなんだけれど、お皿に盛り付けたらオリーヴオイル(あとレモンと塩)をかけて食べます。ある意味、どんな料理でもほぼ必ず使うオリーヴオイルは、日本での醤油に近い位置付けの調味料ですね。

最近時々ランチを食べに行くピザ屋さんでは、金曜日に限らず毎日2皿目に魚料理も1品選べるようになっています。例えば2皿目の選択肢が「1、豚肉のグリルとポテトのオーブン焼き 2、ステーキとサラダ  3、メカジキのグリルとサラダ」とかね。これに1皿目、飲み物(ワインやビールも可)、カフェが付いて10ユーロです。このお店は中国人経営のイタリア料理屋なのだけれど、1皿目のパスタなんかも(ピザ屋のランチにしては)結構おいしい方だと思います。それで、このお店で一番おいしいと思うのが、魚のミックスフライ(フリットミスト)。これは金曜日の定番みたいだけれど、さすがに揚げ物上手な中国人コックさんが調理するだけあって、なかなかのものです。このお店のお客さんはほぼイタリア人だけなので、このお店のお客さん達はミラノの中華街付近のイタリア人ほど中国からの移民に反対していないと思います。

個人的にはミラノで生の魚というか、お寿司とかを食べに行くことは結構限られていて、我が家でマグロの刺身やかつおのたたきを食べる機会も1年でも数えるほどですね。では、お寿司は好きじゃないのかといえば、やっぱり好きなので、食べるのは夏に一時帰国したときに集中しています。何しろ日本はSUSHI、SASHIMIの本場なので、郷に入れば郷に従えという感じですね。ただ、日本は「ぶっかけうどん」の本場でもあるし「うなぎ」の本場でもあるし「そば」の本場でもあるし「味噌カツ」の本場でもあるからややこしいのです。全ての郷に入ろうと思えば、胃袋に多大な負担をかけることになり、しいては一時帰国からイタリアに戻ってくるころには体重が急増しているという結果を生みます。こういう経験を重ねた末、近年では一時帰国前に急増が予測される分の体重をダイエットして減らす努力をするようになりました。それで春からジョギングで汗をかいているんだけれど、走りこんでいると体の調子もよくなるという副作用を発見しました。こういう副作用は歓迎できるので、あと1週間に迫った日本出発まで、もう少し汗をかこうと思います。


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2008年07月28日

パターテ・アル・フォルノ


今の仕事場に来る前に働いていたデザインスタジオの近くにあったリストランテのポテトのオーブン焼きを時々思い出します。「パターテ・アル・フォルノ」というのは基本的に付け合わせなので、お肉のグリルや煮込みなんかを頼んだときに一緒に注文する1品です。ただ、ランチのときなんかに1皿目でパスタを食べて、2皿目は食べないですませようという場合に、付け合せのポテトや野菜サラダだけを注文するのはありのようです。ちなみに野菜だけでランチしたいときに頼むサラダは、インサラータ(イタリア語のサラダ)ではなくインサラトーネ(大サラダの意)となります。さて、このリストランテのポテトは、多分調理するときにお肉も一緒に調理してある感じでした。それで、ランチのときに鶏肉やサルシッチャ、豚肉等のオーブン焼きの注文が入ると、あらかじめ(すぐ出せるように)調理してあったお肉を暖め直してサービスしていたのではないのかと思います。ランチは夕食時ほどみんなゆっくり出来ないので、こういうシステムもありですが、おかげでポテトがおいしくなるのなら、それはそれで素晴らしい効果ともいえます。逆に、フライドポテト用の冷凍のポテトをオーブンで焼いたものを「パターテ・アル・フォルノ」としてサービスしているお店もああるけれど、こういうお店に当たるとその度に上記のお店を思い出すということです。久しく行っていないけれど。


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インテル近況


インテルが練習試合でバーリに勝ちました。この試合でもターボ・マリオは45分プレーしています。今の感じから行くと、今年のインテルのレギュラーにもなりそうな雰囲気。3トップの左サイドでプレーすることが多いみたいです。右サイドにはフィーゴがいるけれど、クアレーズマがポルトから移籍してきたら、彼もレギュラー候補になりそうです。左ではマンシーニも結構プレーする機会がありそうです。彼はどちらでもイケそうだけれど。中央にはコンデションさえよければイブラがいるけれど、クルツ、アドリアーノも候補になりますね。アドリアーノは調子がよければ右サイドで先発ということもありそうです。基本的にクレスポとスアゾ以外は右サイドでも左サイドでもプレーできるので、3トップの選択肢はとにかくいろいろとパターンが生まれそうです。

中盤もいろいろなパターンが発生しそうですが、何しろ選手全員の調子が上がってこないことには、監督が思ったようなフォーメーションは組めないのだけれど、それでもチームは機能するシステム作りに現在の練習は集中しているようです。

明日はミラン、ユベントスと練習試合があります。45分のミニマッチでトーナメントをしますが、どのチームもキャンプでコンデション作り中の段階のため、それほどおもしろいプレーは見られないと思うけれど、公式戦が始まる前の腕試し的には興味深い対戦ではあります。監督が変わったのはインテルだけなので、ある意味お披露目的なイベントにもなるしね。


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