イタリア人と日本人の待ち時間に対する感覚の違いの話の続きですが、バカンスへ出発する日や帰って来る日なんかにも「分かってはいるけれど」渋滞で混雑して動かない高速道路に群がるところなんかに発揮されています。日本でもGW近辺やお正月の前後で「分かってはいるけれど」渋滞の高速道路に乗らざるをえない人がいても、できる限り時間をずらしたり曜日をずらしたりということは考えると思います。その点、(バカンスが長いので)1ヶ月以上も日程の融通がきくはずのイタリア人家族なんか、随分うまい割り振りが出来そうなものなんだけれど、結局みんないっせいに週末に高速道路へ向うんですよね。それでカタツムリみたいに動く車の中で「なんて渋滞だ!」と怒っているという具合です。
日本人もテーマパーク等で並ぶのには慣れているようだけれど、普段の生活では極端に長い列で何かを待つということはあまりなくなっているんじゃないかな。逆にイタリアでは普段の生活でも、駅の切符売り場に並ぶとか、郵便局で何かの支払いに並ぶとか、待ち時間をぼーっと過ごすことの訓練を欠かさないようです。なんだか話が取り留めなくなってきたので、この話題は本日ここまで。
さて、金曜日の夜にはちょっと飲み過ぎたみたいです。以後気を付けます。