
イタリアのベルルスコーニ首相が東京に着いたときのイタリアのTVニュースには、小泉元首相と握手する映像が繰り返し流されていました。もしかして(イタリアの報道関係の人達は)彼が今でも日本の首相だと思っているんじゃないのかとヒヤッとしました。どうも福田首相が先に北海道入りしていたため小泉元首相の出迎えがあったらしいです。
ベルルスコーニ首相が留守の間に、イタリアでは大掛かりな「反ベルルスコーニ集会」が開かれたりして、選挙での大勝を背景にしばらく安定すると見られていたイタリアの政治もなかなかに不安定な状況です。ミランの会長でもあるベルルスコーニ首相の元には、近年大型補強がないことにしびれを切らしたミランのファンから弾丸入りの手紙が届いたりもするそうです。今年はロナルディーニョを獲得するみたいだけれど。
ここ数日イタリアで一番のニュースになっていたスペイン旅行中に行方不明になっていた(イタリア人の)女の子が現場近くで遺体として発見されたそうです。楽しいはずのバカンスでこういう悲劇が起きてしまうと、家族はやり切れないと思います。一緒に行っていた友達は、(警察に通報してから)無事一足先に帰国しているのですが、女の子といっても既に成人しているので、自己責任ということなんでしょうね。ちょっとした気の緩みというか、羽目を外し過ぎた結果なのかもしれませんが、21、2歳の頃にはなかなか全てをコントロールするのは難しいと思います。ちょうどおいらが始めてNYへ海外旅行したのと同じ年頃なので、いろいろと考えさせられます。
