
日本観光まであと2週間ほどになってきました。今年は3週間ほど日本の夏を楽しむ予定なので、結構いろいろと日本食も食べられそうな感じです。最近は「倉敷の食べ物の名物って何?」なんて人に聞かれた場合「ぶっかけうどん」と答えてしまうんだけれど、本来「祭り寿司」とか「ままかり寿司」とか答えるべきなんじゃないのかと、ふと思いました。「たこ飯」なんかも名物になるのかもしれないです。
おいらは倉敷で育ち盛りの思春期に、父親が趣味で釣りに行って獲ってきたチヌ(黒鯛)やサヨリ、メバルとかの魚ばかり食べさされた結果、大学時代に名古屋近辺で生活をするようになったころは魚の呪縛から開放されたような気がしたものです。今ではそういうのも昔話になっているため、日本で食べる魚料理はやっぱりうれしいです。3週間ずっと魚でも大丈夫な気がします。

飲む方はイタリアではヴィーノ(ワイン)が中心ですが、日本では日本酒を好んで飲みます。どこにいてもビールはそれほど差がないので、日本にいる間は日本酒ということです。一般的な焼酎は個人的にあまり好きではないので、日本酒じゃなければ泡盛でもいいですね。
イタリアの人は日本人のように深酒をしないので、量的にはあまり飲まなくなりました。これは大江健三郎の本でも読んだけれど、ヨーロッパの一般的な傾向のようです。なので、イタリアの街は夜中でも日本で時々見かける「ヨッパライ」という人達はいないんですよね。ただ、飲んで楽しい時間を過ごすという人は沢山いるので、飲み屋さんが近くにある家の住人の人たちは、朝自分の車の屋根に並んだビール瓶の片付けから1日が始まったりするみたいです。
