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Viaggio アーカイブ

2007年07月11日

『新・世界七不思議』


『新・世界七不思議』というのが発表になり、これにイタリア代表として「コロッセオ」が選ばれたため、イタリアのニュースでも大きく取り上げられていました。これって「七不思議」というよりも「七奇跡」みたいなニュアンスの方が近いと思うんですけれどね、存在自体が奇跡的だという意味で。
日本からは「清水の舞台」が選考に残っていたようだけれど、エッフェル塔やビックベンでも選ばれていないところをみると、世界的知名度からいってきついよね、清水寺では。
思うんだけれど、イタリアからは「ヴェネチア」や「ピサの斜塔」、「フィレンツェのクーポラ」等、世界的にみても他の七不思議に負けないようなネタがあるのにも関わらず、コロッセオだけの選出ということでおかしな議論も起こっています。「ミラノのドゥオモだって全然ひけをとっていないぜ」みたいな内容ですが。(笑)

『新・世界七不思議』:
・マヤ遺跡チチェンイツァ(メキシコ)
・リオデジャネイロのキリスト像(ブラジル)
・万里の長城(中国)
・インカ帝国の遺跡マチュピチュ(ペルー)
・古代都市遺跡ペトラ(ヨルダン)
・ローマの円形競技場コロッセオ(イタリア)
・タージマハル(インド)


ミラノの人なら、ダヴィンチの「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ協会なんかも候補でおかしくないんじゃないのか?とか言いそうだけれど、日本人のおいらが客観的にみても「ピサの斜塔」とかなら入っていても異論を出す人は少ないんじゃないのかな?おいらの記憶では、子供の頃に本で見た七不思議には、「ピサの斜塔」や「スフィンクスの鼻」がリストに入っていたはずなんだけれど。


次の世代の七不思議にリストアップされることを予定しているかどうかは知らないけれど、上海にインテル・ストアが開店したそうです。日本にはアルマーニがビルを建てるそうだけれど、レストランはやっぱり(ミラノと同じ)「NOBU」なのかしら?!それともイタリア料理だったりして。


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2007年07月16日

等身大のガンダム


9031.com経由で知ったニュースですが、富士急ハイランドに等身大のガンダムが出来たらしいですね。「GUNDAM CRISIS」というアトラクション内にあるらしいのだけれど、上手く起動させることが出来れば実際に乗って宇宙へ旅立てるとか?!(笑)
しかし、ガンダムというのはおいらが小学生の時にのめり込んだアニメだけれど、こういうアトラクションが出来るというのは、お父さんが子供を連れて行くというのを想定しているんでしょうかね?まあ、我が家のちびっ子も好きだけれど。

ところで、おいらが子供の頃に行っていたハイランドといえば、倉敷の「鷲羽山ハイランド」なんだけれど、ここは近年「ブラジル」のイメージを前面に出したブラジリアン・パークになっているようです。おいらが高校生の頃にも「リオのカーニバルがやって来る」的な催し物をやっていたけれど、催し物が好評だったのか、そのまま腰を落ち着けて居座っているようです。

どうも今週のミラノは暑いようです。週間予報では連日最高気温が34℃くらいになるようなけれど、このくらい暑くなるとジェラートしかないね。あと、グラニータ。


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2008年05月19日

出張

急な話なんですが、火曜日はアドリア海方面へ出張となりました。なのでここの更新はお預けになると思います。これからは海へ行くのにもいい季節だけれど、仕事で海の近くまで行っても、眺めて来るのがせいぜいなのは惜しいですね。まあ、目の保養が出来るだけいいのだけれど。

インテルが優勝したので、おいらは機嫌がすこぶるいいようです。仕事場の自称インテリスタ(ホントは全然カルチョに興味がない人)とはあまりインテルの話はしませんが、ミラニスタの若者とはよくカルチョの話をしています。ミランは来期のチャンピオンズ枠に入れず、残念なシーズンとなったので、不憫な彼をからかうのは今日に限りよしておきました。彼はおいらが仕事場の前にインテルの旗でも出しているんじゃないのかと思っていたようです。

さて、今は月曜日の夜ですが、ちびっ子の友達兄弟が泊まりに来ています。我が家のママはコンサートにお出掛けしているので、今夜はパパが子供達のお世話係。でも、明日は早朝に出かけるので、起きてからの子供達のお世話はママの係りです。
以前は出張の電車の切符を街中の旅行代理店で買っていたものですが、最近は全てネットで済ませられるので便利になったものだと思います。その内切符なんか買わなくても乗れる時代が来るんじゃないのかと心待ちにしていますけれど。


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2008年05月20日

ミラノでは事故


雨の中アドリア海方面まで出張へ行って来ました。おいらがミラノを留守にしている間に、ミラノではトラム(路面電車)が自動車とぶつかり、路線沿いの家に飛び込む事故があったそうです。不幸中の幸いで死者は出なかったそうだけれど、写真を見る限りひどい惨事になりかねない事故だったようです。
我が家もトラムが飛び込んでこないように気を付けなければいけないけれど、今のところ家の前にはトラムが走っていないので、そういう心配はなさそうです。

今日の出張先でもランチの時間にはインテルの優勝の話になりました。こういう話はいつまででも続けていたいけれど、節度を持って対処しておきました。大人だね、パパったら。


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2008年05月21日

キティ


日本の観光親善大使に任命されたキティさんが選ばれたそうですね。イタリアでもそれなりに人気です。イタリア人はイタリア発音でハロー・キティーを「エロー・キティー」と呼ぶので、ちょっとエロな雰囲気です。何事もSEXYが好まれるお国柄なので、キティさんまでエロしてしまうということでしょうか?冗談はさておき、イタリア代表がヨーロッパ杯へ向けての召集選手を発表しました。話題になっていたデルピエロも選ばれました。ついでにということもないのでしょうが、何かと問題行動も多いカッサーノも選ばれました。彼は前回のヨーロッパ杯でも選ばれているけれど、W杯の時期には候補にもならない空白の選手生活を、しかもレアルで送っているので、今回の代表復帰は選手としてずいぶんと重要な分岐点になるような気がします。ていうことは、結構活躍しそうな気もします。FW陣だけ話をしておくと、後はトーニ、ボリエッロ、ディナターレ、クゥアリャレッラが選出され、デルピエロと同じく復帰が話題になっていたベテランのインザーギは残念ながら選外となりました。


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2008年05月26日

Vigevano


ミラノからすぐ近くのヴィジェーヴァノという街へ長女の友達のコンサートを聞きにへ行って来ました。以前からきれいな所だとは聞いていたけれど、実は訪れるのが始めての街でした。実際、街の中心の広場なんか、ちょっとした観光地みたいに立派でした。こういう街にはおいしいリストランテとかもあるはずなんだけれど、今回はここの広場のBARで少しくつろいだだけで、そのままコンサートへ行って帰ってきただけでした。その内のんびり散歩でもしたいですね。


ここはコンサートが開かれた古い建物の広間です。こういうところでちょっとした演奏会が出来るのだから、イタリアで(ていうかヨーロッパで)音楽を勉強している人達は恵まれていると思います。やっぱりヨーロッパの音楽を勉強するにはヨーロッパが適しているのかと思ったり。まあ、おいらは専門外の事柄なので、個人的にはこういう機会を楽しめられればそれでいいのですけれど。


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2008年06月05日

金曜日に変更


午前中に電話で連絡が入り、木曜日の予定だった出張が金曜日に変更になりました。行き先がアスティ方面だったので、ミラノからは電車を乗り継いで約2時間です。これがもう少し遠い出張先なら、既に電車の中というタイミングなため、変更は出来なかったんですけれど。まあ、ちょっと時間と電車の切符代のロスが出ただけなので問題はないです。電車の切符がインターネット予約の(機械で)セルフ発券で手配してあったのですが、駅まで発券しにいかないと予約変更の番号が得られないため、わざわざ駅に発券しに出かけたのだけれど、ほんの少しの時間差で予定の電車(IC)が出発していたので(ネットでの)予約変更は出来ませんでした。つまり買い直しになります。この辺りのイタリアの鉄道システムはあまりうまく機能していないので、文句を言ってもどうにもなりません。小額なので問題はないけれど、しかし乗っていない電車代を払い戻しできないのはばかばかしいよね、やっぱり。

長距離の電車にはICインター・シティー、ESユーロスター、IC Plusインター・シティー・プラスなんかの特急区別があるけれど、基本的に予約制電車の出発後の払い戻しや予約変更は出来ません。特急券と乗車券が別口なら、乗車券は残って、席の予約と特急運賃の方だけ払い戻しが出来ないというのもありなんだろうけれど、切符は1枚なので、そういうことも出来ません。アリタリアやイタリアの鉄道は、日本やイギリスから相談役を雇った方がいいのではないのかと前々から思っています。まあ、アリタリアに働きにいきたい外国人なんていないとは思いますが。

話が長くなったけれど、出張が金曜日になり、なんだかばたばたの週末を迎えそうです。土曜日もなんだかんだと家族的な用事があるようだし。


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2008年06月16日

ヴィジェーヴァノへ遠足

友人家族と外食会をして来ました。我が家を含め3家族で我が家の近所へ出かけ、その後我が家で飲み直しました。結局お客さん達は我が家に泊まっていくことになったのですが、月曜日の朝からちびっ子と次女は近所の教会の遠足に同行するので、割と早起きです。その遠足のお弁当用のパンを近所のパン屋さんへ買いに行く係りのパパは更に早起きです。現在月曜日の朝なのですが、パパだけ起きています。これからパンを買いに行こうと思います。日本なら朝一番に開いているのは豆腐屋さんだったのだろうけれど、最近では開きっぱなしのコンビニとかあるので、朝の雰囲気は薄れがちかもしれませんね。イタリアはBAR、新聞屋さんとかが朝一番組だけれど、パン屋さんも結構早くから開いています。おいらが出張で電車の始発に乗ってお出掛けの際も、BARで朝食をとったりします。そういうのは非常に朝らしい感じの一幕だけれど、仕事に行く前にパンを買いに行くというのもなかなかに絵になる一幕なんじゃないのかと思います。朝もやの中、パンの紙袋を抱えててくてく歩くおいらなんか、本当にパパの鏡だね。きっと光り輝いているはずだ。


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2008年06月26日

桃太郎

夏休みには倉敷観光でもしようかと思っています。倉敷市は岡山県の南に位置する街で、大原美術館とかがある白壁の美観地区が有名です。おみやげ物屋さんに入ると、岡山ということで、桃太郎関連の商品がずらっと並んで知るんですよね。さて、その桃太郎ですが、「桃太郎は岡山じゃ」という記事を見つけました。全国的にも岡山という説が多数派という話だけれど、おいらは愛知県の犬山説というのにも一目置いています。何しろ、犬山にある桃太郎神社には、おばあさんが「川で洗濯」していたときの足形の残った石や、退治した鬼のミイラがあったりするんですよね。話に出てくる鬼は大きいイメージだけれど、実際のミイラを見ると、まるで猿(!)のような大きさだったことが分かります。これなら子供の桃太郎でも退治できたはずだと思える説得力ある展示でもあります。

岡山のお土産として定着している「きび団子」ですが、犬山にも「きび団子」という商品があり、こちらは「げんこつ」という商品名で知られているお菓子にそっくりです。素朴なところは岡山の「きび団子」よりも現実味があるかもしれません。

ところで、最近の子供にはどのくらい知名度があるのでしょうかね?桃太郎。


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2008年07月17日

日本観光


日本観光まであと2週間ほどになってきました。今年は3週間ほど日本の夏を楽しむ予定なので、結構いろいろと日本食も食べられそうな感じです。最近は「倉敷の食べ物の名物って何?」なんて人に聞かれた場合「ぶっかけうどん」と答えてしまうんだけれど、本来「祭り寿司」とか「ままかり寿司」とか答えるべきなんじゃないのかと、ふと思いました。「たこ飯」なんかも名物になるのかもしれないです。
おいらは倉敷で育ち盛りの思春期に、父親が趣味で釣りに行って獲ってきたチヌ(黒鯛)やサヨリ、メバルとかの魚ばかり食べさされた結果、大学時代に名古屋近辺で生活をするようになったころは魚の呪縛から開放されたような気がしたものです。今ではそういうのも昔話になっているため、日本で食べる魚料理はやっぱりうれしいです。3週間ずっと魚でも大丈夫な気がします。


飲む方はイタリアではヴィーノ(ワイン)が中心ですが、日本では日本酒を好んで飲みます。どこにいてもビールはそれほど差がないので、日本にいる間は日本酒ということです。一般的な焼酎は個人的にあまり好きではないので、日本酒じゃなければ泡盛でもいいですね。
イタリアの人は日本人のように深酒をしないので、量的にはあまり飲まなくなりました。これは大江健三郎の本でも読んだけれど、ヨーロッパの一般的な傾向のようです。なので、イタリアの街は夜中でも日本で時々見かける「ヨッパライ」という人達はいないんですよね。ただ、飲んで楽しい時間を過ごすという人は沢山いるので、飲み屋さんが近くにある家の住人の人たちは、朝自分の車の屋根に並んだビール瓶の片付けから1日が始まったりするみたいです。


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2008年07月27日

乗り継ぎ


おいらが初めて日本から出たのは22歳のときのNY滞在でした。このときは安いチケットを探して、大韓航空便で出発しました。名古屋からソウルに飛び、乗り継ぎの時間を利用してソウル市内観光ツアーをしたりしたのだけれど、何しろNYが目的地なのに、「どうしてソウルのオリンピックスタジアム見学とかしなければいけないのだ?」と思いつつ知らない人達とバスツアーしていました。これも代理店の格安NY往復券に付いていたサービスなので、いやなら空港で時間をつぶしているという選択肢もあったのでしょうけれど、初めての海外でそんな余裕はあるわけがないですね。それでも、街並みやスタジアム見学には(日本の風景と大差なかったので)あまり深い印象を受けなかったけれど、(確か)ランチで食べた焼肉はおいしかったのを覚えています。どうも当時からそっちの方面には執着があったようです。

いよいよソウルからNYに出発となり、そのまま直行かと思っていたら、アンカレッジで給油で着陸。ここの空港では飛行機から降りて空港内で時間をつぶすことになったのだけれど、おいらの記憶に残っているのはビーフジャーキーを売っていたことだけです。ソウルにしても、アンカレッジにしても、今ならもう少し楽しめるんじゃないのかと思うけれど、頭の中にはNYしかないのでいたしかたないです。

NYでは日本で友達になったアメリカ人達から紹介してもらっていた、友人の友人や友人家族に大変お世話になり、大変充実した7週間を過ごしました。今回その内容は省きますが、最終的に「楽しかったけれど、おいらが探していた世界とはちょっと違った」という印象に辿り着き、その後イタリアにやって来ることになります。考えてみると、あれから2度とソウルには立ち寄っていないので、今更ながら、あの時もっと韓国料理を楽しんでおけばよかったなんて思います。その後は長距離の旅行でももう少し余裕を持って出かけられるようになったので、台北出張便でミラノから台湾に向う途中に乗り継ぎで立ち寄ったロンドンやモスクワでは、空港内でお土産を買ったり土地のものを無理やり食べたりしました。モスクワ土産のクリスマス飾りは、今でも毎年我が家のアルベロ(クリスマスツリー)にぶら下がります。


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