『新・世界七不思議』
『新・世界七不思議』というのが発表になり、これにイタリア代表として「コロッセオ」が選ばれたため、イタリアのニュースでも大きく取り上げられていました。これって「七不思議」というよりも「七奇跡」みたいなニュアンスの方が近いと思うんですけれどね、存在自体が奇跡的だという意味で。
日本からは「清水の舞台」が選考に残っていたようだけれど、エッフェル塔やビックベンでも選ばれていないところをみると、世界的知名度からいってきついよね、清水寺では。
思うんだけれど、イタリアからは「ヴェネチア」や「ピサの斜塔」、「フィレンツェのクーポラ」等、世界的にみても他の七不思議に負けないようなネタがあるのにも関わらず、コロッセオだけの選出ということでおかしな議論も起こっています。「ミラノのドゥオモだって全然ひけをとっていないぜ」みたいな内容ですが。(笑)
『新・世界七不思議』:
・マヤ遺跡チチェンイツァ(メキシコ)
・リオデジャネイロのキリスト像(ブラジル)
・万里の長城(中国)
・インカ帝国の遺跡マチュピチュ(ペルー)
・古代都市遺跡ペトラ(ヨルダン)
・ローマの円形競技場コロッセオ(イタリア)
・タージマハル(インド)
ミラノの人なら、ダヴィンチの「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ協会なんかも候補でおかしくないんじゃないのか?とか言いそうだけれど、日本人のおいらが客観的にみても「ピサの斜塔」とかなら入っていても異論を出す人は少ないんじゃないのかな?おいらの記憶では、子供の頃に本で見た七不思議には、「ピサの斜塔」や「スフィンクスの鼻」がリストに入っていたはずなんだけれど。
次の世代の七不思議にリストアップされることを予定しているかどうかは知らないけれど、上海にインテル・ストアが開店したそうです。日本にはアルマーニがビルを建てるそうだけれど、レストランはやっぱり(ミラノと同じ)「NOBU」なのかしら?!それともイタリア料理だったりして。