ピザを食べてきました。帰りは雨になったけれど、それなりに楽しい夕べとなりました。土曜日の夜には次女のバレエの発表会があります。発表会は近所の市営劇場で行われますが、写真撮影やビデオ撮影は禁止されていて、専門の人がやって来て撮影した写真やDVDを買うことになっています。発表会の間にフラッシュがピカピカするのを嫌った処置なのだと思うけれど、親的には余分な出費が気になります。まあ、DVDも15ユーロなので、良心的な範囲だと思うけれど。
さて、今日もカルチョ・ネタから。インテルのマンチーニ監督が解雇されたニュースが最近の話題なイタリアです。その後に就任予定のモウリーニョ監督によるチームの改革で来期のインテルはどうなるかというのが興味の中心となっています。バルサからエトー、デコ、チェルシーからランパードが移籍と噂です。チェルシーからドログバ、リバプールからジェラルドの移籍という可能性もあるらしいけれど、年齢的な状況からするとドログバよりもエトーの方が可能性は高いようです。しかし、噂になっている新しいチームには、イタリア人選手が1人もいないので、そういうところもちょっと考えておかなければ、何かと批判の原因になりそうです。マテラッツィもあまり若くはないし、調子が今ひとつだとサムエルやコルドバ、キヴとのポジション争いも厳しくなるからね。
ちょっと残念なのは、ここ4年、インテルを3回もセーリエA優勝に導き、イタリア杯とかも合わせると毎年何かしら優勝していたマンチーニ監督と、最後は後味の悪いケンカ別れのような状況になってしまったこと。ちょっと前にも、長年インテルのNo.1だったボボ(ヴィエリ)と契約快勝したときも、なんだかケンカ別れのようになり、ボボはミランに移籍することになったりしたからね。どうもうまく関係を終えるのが苦手な様子です、インテル。
マンチーニ監督はイギリスのプレミアムリーグで将来的には監督をやりたいと以前から公言していたので、現在新監督を探しているチェルシーの監督に就任する可能性が急浮上しているそうです。個人的にはうまく話がまとまればいいなあと期待しています。後味の悪い別れ話の後なので、新しい挑戦の場がすぐ見付かれば気分も変わるんじゃないのかと思うしね。イギリスでは近年の成績により「イタリアの伝説」とニックネームを付けられているマンチーニ監督なので、タブロイドでは既にチェルシーの新監督最有力候補ということです。