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「同性愛アート展(la mostra omosex)」

ミラノは、天気はいいけれど気温は30℃未満の過ごしやすい日々が続いていました。それが今週末辺りから気温も上昇し、来週まで最高気温が30℃を超える日々になる予報です。とうとう本格的に夏になる様子です。
ここのところミラノのパラッツォ・レアーレで「同性愛アート展」が開かれていたのですが、オープニングの日から「刺激が強すぎる(挑発的過ぎる)」作品があると話題になり、すぐに2点ほど展示から外されました。その後も「ロリコンを煽る可能性がある」とかなんとか、いろいろと指摘があった作品を更に展示から10点ほど外すかどうか議論されていたけれど、結局今日(土曜日)から臨時閉展されることになりました。ミラノ市長の強い反発が原因らしく、他の街での展示を模索する方向だそうです。
ミラノ市の文化委員でもあるズガブリ氏は、「芸術作品を見て卑猥なことを心配するのは、その人の頭の中に卑猥な想像があるからだ」と、反対派の人を批判しているけれど、これってどこかの国の映倫とかでよく議論される話だと思いました。ちなみに、この「同性愛アート展」はなんと最初から入場は18歳以上というおかしな展覧会でした。

隣の会場ではボテロの展覧会をしているので、こちらもちょっと気になっています。時間があれば見に行ってみたいですけれどね。好きな作家なので。


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2007年07月14日 08:26に投稿されたエントリーのページです。

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